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2012.09.01 光兎山 [新潟・下越 光兎山]

ひと月ほどサボっていたので、ちょっと行程が長めの山へ。

久しぶりの光兎山(関川村・966m)です。 過去の記録を調べてみたら、先回は2002年9月に登っていました。
ほとんど記憶が無く、どんな感じの山だったのか忘れていました。
手帳にはちょっと気になる 『上部は樹木少なめ、夏場注意』 の記載があったのですが・・・[がく~(落胆した顔)]

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主なタイムとルートのおおまかな印象
①登山口 → (笹峰休み場) → 主稜分岐点(千刈からの合流点) 40分
②主稜分岐点 → (虚空蔵峰) →観音峰 40分
③観音峰 → (雷峰) → (姥石) → 山頂 1時間15分
*観音峰まではほぼ標準タイムでした。

①松と杉の混ざった林の中を進みます。視界は利きませんが、道幅があるので気分的には楽です。
②それまでの針葉樹に代わり、橅の木が目立つようになってルート上で一番美しいと感じました。(特に秋はおすすめ)
③それまでは遊歩道・ハイキングコースの雰囲気の道が続きましたが、ようやく登山道といった感じになります。
細かなアップダウンもありますし、細かなジャリが乗った場所もあってスリップにも注意が必要です。
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【AM5:30】
登山口出発
右奥に見えるのが駐車スペース。 車は一台も止まっていませんでした。(見えているのはMyCar)


【AM5:50】 笹峰休み場。 この場所では西の方角が少しだけ開けています。でも標高はまだ低い。先に進みます。
 

【AM6:10】 主稜分岐点着。 小休止。倒してある木がベンチ代わりに丁度良い。ここは気持ち良かったです[るんるん]
 

ここまでゆる~い道を歩いてきたせいか、40分ほど歩いたにもかかわらず、ほとんど登った気がしません。
展望はこういったポイントで少し開けています。


主稜分岐点からは、橅の木が目立ち始めてその間を縫って歩いていきます。
秋の紅葉シーズンには、さぞかし気持ち良い事でしょう。
 
                                                            →480×640

 
→390×520                                       →390×520

【AM6:40】 虚空蔵峰着。
ここも西の方角が開けていました。 ようやく荒川やその沿線が見渡せるくらいの高さに登ってきた感じです。
渡ってきた赤い橋も確認できます。(右下)
 
→480×360                                       →640×480

【AM6:50】 更に10分ほど歩いて観音峰到着です。 
木々越しに、これから向かう山頂と雷峰が見えました。 ここで、やや強めの風が吹いている事に気づきました。
日差しが降り注いで少し暑くなってきましたが、風があるおかげで、まだそれほど喉は渇いていません。
もっとも、ここまでの道が緩やかだったせいもあるでしょう。
 
→520×390                                       →520×390

観音峰から一旦下り、すると道はようやく登山道らしくなってきました。
細かな登り下りが何回かあって、木陰になったり日向になったり、風が強く当たったり無風状態になったり・・・
めまぐるしく変わります。[ダッシュ(走り出すさま)]

途中、『水場』の標識もありましたが、事前に見てきたガイドBookによると、下ったところにあるので、
この先の行程を考えて、立寄るのはやめておきました。
 

【AM7:45】 姥石。 *女人禁制を侵した女性が石になったという言い伝えがあります。
山頂にも、徐々に近づいてきました。
 
→360×480

またしても一旦下り、今度は最後の急登です。 見上げるとめげそうになりますが、最後の踏ん張りどころです。
呼吸を整えて、気合を入れて、取り掛かります。 (左下)
山頂直下は、ほぼ垂直の岩が立ちはだかっています。 下がっているロープでバランスを整えながら
慎重に登っていきます。 
"駒返" の板がありました。  人もやっとこさここまで登ってきたのに、馬はなおさらですよぉ~[たらーっ(汗)]
 

最後の難所を越えれば、それまでに比べて緩やかな登りに変わりました。 周囲の視界も良好です。
逆光で、ススキが輝いていました。 その先には山頂の標識らしき柱も見えます。[ぴかぴか(新しい)]
 

【AM8:20】 光兎山頂到着[手(チョキ)]
ガイドBookによると、観音峰→山頂間は1時間50分とありましたが、少し早く着いたようです。 ガンバッた自分[かわいい]
途中、日陰では風が当たらなくて暑くて・・・、日向では強めな風がありましたが、それ以上に日差しが暑くて・・・
なので、立ち止っても暑い状況は変わらず・・・、で、結局歩き続けて到着に至りました。
2002年に手帳に書いてある 『上部は樹木少なめ、夏場注意』 は、きっと登った際に暑かったんでしょうね。
後悔しても遅すぎました~。

でも、そんな状況を除けば、山頂は360度展望が利きますし、広さもあるので適期には沢山人が登ってきそうです。
今回人が居ないのは、この展望の良さが裏目に出て、猛暑の日に登ろうものなら、こうなると分かっているから
なんでしょうね。

山頂の碑は、地元の方々が熱心のようで、数年毎に立て替えられているようです。
傍らには、過去の物が積まれていました。
そばには小さな祠があって、中には兎の像が収められています。
  
→360×480                                          →480×360

以下、コンデジなので解像度低いですが・・・
↓飯豊,二王子岳方面。


↓朝日連峰方面

↓村上市方面

山頂は木陰が無いのですが、ジッとしていれば(風もあって)なんとか昼(朝)飯をとれそうですが、
日焼けが心配な事と、風が止んだことを考えて、下ることにしました。
【AM8:45】(8:50) 下山開始(数m下って忘れ物があったのでタイムロス)
右下は山頂直下より下山路(雷峰など)方面。
 
                                   →640×480

【AM9:45】 観音峰到着。 木陰もあって風も多少あるので休憩には最適でした。

【AM10:25】 観音峰出発。 ここからは木々の間のルートなのでリラックスして下ることが出来ました。

【AM10:50】 主稜分岐点。 斜度も緩やかで散歩気分♪

【AM11:10】 登山口着。 
 ここまでに、ようやく二人組み(ご夫婦?)とすれ違いました。 かなり気温が上昇していましたが、大丈夫でしょうか。

帰りは温泉(桂の関温泉)にでも立寄ろうかとも思いましたが、時間が予定より遅くなったため、直帰しました。
この日の気温は34℃。 暑かったわけです。[ダッシュ(走り出すさま)]

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[車(セダン)]登山口までの簡単な案内
新潟市からは国道7号線を村上方向へ。 胎内を通過して、途中から113号線(鷹の巣温泉方面)に入ります。
しばらく走って、今度は荒川を渡る290号線(進行方向、向かって右)に入ります(下図矢印のポイント・信号あり)

大きな地図で見る

しばらく道なり(途中のT字路は左折)に走ると、橋のそばに表示があります。 『←朴坂山』 『光兎山→』 
橋を渡ってすぐに右折します。(下図矢印のポイント)

大きな地図で見る

上記の位置で右折してから、後は数km走って中束(なかまるけ)集落の藤沢橋を渡ってすぐに
下のような大き目の標識があります。 ここを矢印の方向へ入ります。
 

林道に入ってから、1kmちょっと走ると、記事TOPのような分かり易い標識が立っています。
登山口の先に駐車スペースがあります。 7~8台くらい止められるでしょうか。 身支度を整えて出発します。


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