2012.06.17 尾瀬沼へ PART.2 [尾瀬]
PART.1からの続きです。
カロリーメイトをお茶で済ませて帰路につきます。
単純に来た道を引返すのですが、このコース中で一番燧ケ岳が良く見える場所が、この"早稲の砂風"です。
シーズン中はこの景色をバックに、記念撮影をする順番待ちが普通なのですが、
本日は、ゆっくり落ち着いて撮る事が出来ました。 ただ静かに時が過ぎてゆくといった感じです。長閑です。
この付近には、立山竜胆(タテヤマリンドウ)が沢山咲いていて、思わず足が止まります。
後で知りましたが、この花って、日差しがある時だけ開花してそれ以外は閉じているいわゆる
お天気花なんですね。 閉じている蕾も美しいです。 魅了されました
こんなに咲いているのを見たのは初めてかもしれません。 聞くところによると今年は当たり年だそうです。
この場所ではかなり写真を撮りました。 UPに耐えられそうな物はほんの数枚でしょうけど
→390×520 →390×520 →300×400
→480×360 →480×360
ほどよく吹く風がすごく気持ち良いですが、相変わらず雲の流れも速いので日差しがコロコロ変わります。
風は気持ち良い反面、写真は厳しい場面も。。。
↓左:燧をバックに山桜も撮りたくて、でも風があって・・・ 同じカットだけで十数枚撮ってしまいました。
→390×520 →640×480 *本当の山頂は見えず(~_~;)
時々立ち止まっては写真を撮りながら、長蔵小屋方面へ向かいました。
半日陰のような場所では、木道の側で山荷葉(サンカヨウ)やイチゲ(?)が。
→480×360 →390×520
↓左から2枚は逆光だったのでスローシンクロで。 ちなみに、蝶が写っているのはこの1枚きりです。
フラッシュで撮ったら、この後ビックリしたのか飛んでいってしまいました。
→300×400 →300×400 →390×520
この時期は花が少ないイメージでしたが、結構いろいろ咲いています。 と言いますか量が多いです。
立金花(リュウキンカ)なんかは、かなり群生している場所も見受けられました。
→390×520 →480×360 →360×480
長蔵小屋付近まで戻ってきました。
この小屋の前にある清水は、来る度に立ち寄ります。 やっぱり日本一美味しいです。(この瞬間は・・)
傍らには、白根葵(シラネアオイ)の花がやさしく咲いていました。
→300×400
尾瀬保護財団の尾瀬沼ビジターセンター。 天気予報やイベントカレンダーなども掲示してありました。
時間になると、スライドの上映とかもやっていますが、本日は時間が無いのでパス。
→360×480 →360×480
この付近には、ロッジ風売店や、立派な山小屋風のトイレ(↓真ん中)があります。トイレはチップ制です。
トイレは場所がら、排泄物の固体は圧縮してヘリコプターで外部に運搬されて、
又、トイレットペーパーは水に溶けずにヘドロになるので、これも別にヘリコプターで運び出されるそうです。
お金がかかるわけです。
少し休憩してから大江湿原に出ます。 ようやく尾瀬らしく人の姿もぱらぱらと目立つようになってきました。
→480×360 →480×360 →520×390
ワタスゲもちらほら。そしてタテヤマリンドウもちらほら。 蕊のチラリズムがなんとも可愛らしい。
→360×480
さらに歩いて行くと、白いタテヤマリンドウを見つけました。突然変異でしょうか。
白いのはこの一輪だけで、側に咲いている他のものは全て一般的なブルーでした。
行く人も来る人も、珍しいので覗きこんでいきます。
歩いてきた小さいお子さん連れの家族も、珍しいものを見れたと大変喜んでいました。
自分も撮らせて頂きましたが、やっぱり白い花は撮るのはムズい!
これはちょっと飛び気味になってしまいました。
→300×400 →640×480
緑の中に小さく見えている白いものは全て水芭蕉です。 時間的にも、すれ違う人も多くなってきました。
木道もすっかり乾きました。 先を急ぎます。
来月、また来ようかと思いますが、その時は、また別な花が咲いて目を楽しませてくれる事でしょう。
→800×600(ハイアングル) →640×480(ハイアングル)
PM1:00ごろ。 沼山峠バス停に到着。
毎度おなじみ、変形したサンドウィッチとおにぎり、デザートの3点セットを食しました。
初めて買った "プリンケーキ" はまずますの美味しさでした。 全てお茶と共に。
この沼山峠バス停⇔尾瀬沼三平下まで往復してきたわけです。 ここからは御池までバスで戻ります。
※ いづれも、右下のマップ部分拡大と共にご覧頂くと分かりやすいと思います。
完全に天気も回復しました。暑いくらいです。 PM1:20 尾瀬御池行きバス出発。
→360×270 →640×480(マップ部分を拡大)
以上、2回に分けての記事でした。 ご覧頂きありがとうございました。 お疲れ様でした。m(__)m
2012.06.17 尾瀬沼へ PART.1 [尾瀬]
どうなんだろう・・と思いつつ現地へ。 *今回の記事は、part.1とpart.2 の2回に分けます。
タイミングをうかがっていましたが、全国的に梅雨の時期に入ってしまいました。
なかなか都合がつかず、この前日も仕事だったので、仕方なく日曜日の日帰りです。
当初、条件さえ悪くなければ、燧ケ岳経由で尾瀬沼に下り、戻ってくるコースを想定していましたが、
4時間も寝過ごしてしまったので、現地到着も明るくなってからです。
到着した時点でかなり強い雨が降っていたので、燧登山はあきらめて、尾瀬沼への往復に
切り替えました。
まだ水芭蕉のシーズンなので、もっと人がいても良さそうなのですが、天候の影響もあってか、
駐車場も歩いている人は、まばらです。
AM7:30、御池からはバスでしたが、乗客は自分を含めて、たった3人だけでした。
途中、ブナの原生林が見える位置に差し掛かったら運転手さんが少しの間、停まってくれました。
この場所は、秋になると、超~絶景ポイントになります。
ですので、バス乗車の際は、行きは進行方向に向かって左、戻りは右側の席に座ると良いです。
ま、今日は雨で緑も鮮やかに見えて、これはこれでいい感じです。
そういえば、御池から尾瀬沼に入るのは、何だか久しぶりです。
何年ぶりだろう。。。(毎回帰路のみでした。)
沼山峠バス停に着いた頃には、雨が小降り~霧雨へ変わっていて、空も何だか明るいです。
でも、念のため傘をさして歩き始めました。
→640×480
バスを降りて、20~30分ほど歩くと、大江湿原に出ます。
途中、数人とすれ違いましたが、ここからは人の姿はありませんでした。
ちなみに、↓左に見えるのは、入山者数調査の為のセンサーです。
→640×480 →480×640
大江湿原の途中に、小淵沢田代方面への分岐(↓左)がありますが、そちらへ少し行くと、ミズバショウが
間近に咲いているところがありました。
あと、ピンク色の小さな花も見つけましたが、よく見ると、何の事はない、たぶんショウジョウバカマだと
思われます。 きっと、貧栄養の湿原の特性から、大きくはならないんですね。
見つけた物ほとんどが、かなり小さかったです。 いつも見慣れたイメージとはちょっと違いました。
↓ここを左に折れて300~400mくらい(あくまで感覚的なもの)で、真ん中の水芭蕉を。
→640×480 →400×300 →400×300
また引き返して、沈みかけた橋を渡って、今度は尾瀬沼方面に向かいます。
橋は、雪の重みなのでしょうか、ほぼV字のように中央が凹んでいました。 特に気にはしませんが。
花がちらほらと目につき始めて、黄色い立金花(リュウキンカ)が群生している箇所も多くありました。
歩いていて右側を見ると、なんと燧ケ岳が見えているじゃありませぬか!
確かに、この時点で傘をささなくても気にならないくらいですが、それにしてもちょいと悔しいです。
泣きます。 でも、寝過ごした自分が悪いわけですから~。 ・・・ため息が出ます。
でも、また来月(7月)にリベンジしますけどね。
→300×400 →480×640 →400×300
ホント、この時は人が居ないです。 秋の頃以上にいません。 日曜日なのに。
いつもは記念撮影で順番待ちの場所も、余裕で写真に収める事ができました。
大江湿原ではシンボル的存在の三本唐松も、この時間は付近に人の姿はいません。
→640×480 →300×400
ちなみに、秋にはこんな感じです。↓ (日時,2010/10/16 7:35:54)
水芭蕉や立金花は、シーズンなのですが、やっぱり水辺が似合いますね。
あと、右下は、尾瀬沼畔に咲いていた山桜(?)と、バックに燧ケ岳。
→480×640 →480×640 →300×400
尾瀬沼と燧ケ岳。 風があったので沼の水面も若干波立っていました。
右下は、今は一般向けに使われていないであろう 元長蔵小屋。
ここでは腰を下ろす事なく、折返し予定の三平下に向かいます。
→640×480
三平下近くの 通称 "早稲の砂風" と呼ばれる場所まで来ました。
この場所は開けていて、いつも記念撮影の方が居るのですが、今日は余裕を持って撮る事が出来ました。
残雪のある頃は湿原に足を踏み入れる事なく、もっと尾瀬沼近くまで寄る事が可能です。
付近には、他の花と共にこの白い花もちらほら咲いていました。
花自体は花と葉からハクサンイチゲっぽいのですが・・・ 自身がありません。
→640×352
三平下到着。 ここまでロクに休憩もしませんでしたが、結局写真を撮りつつのんびり歩いてきたので、
2時間もかかってしまったようです。
歩いて1時間ほどで入れるので、感覚的には近郊の低山へハイキングに来たような感覚に近いかも
しれません。
ここまでそれなりに遠いですが、メインルートを歩いている限り、ハイキングシューズで軽やかに歩く
スタイルが合っている気がします。
ちなみに、自分は本日、雨の事もあったので、おなじみスパイク付長靴でした。
滑り止め効果抜群ですね。木道には申し訳ないですが・・・。
尾瀬沼自体の標高って1600メートルoverなんですね~。
夏とかは、それだけ意識する事なく楽に避暑できますね。 下左:尾瀬沼休憩所 同右:尾瀬沼山荘
ここで、ようやく軽めの休憩をとって、またすぐ帰路に付きます。
気温は案外上がっていました。 それほどお腹も空いていないので、カロリーメイト1袋が丁度いい感じです。
1600m以上の高さなので、気圧の関係で若干膨らみが・・・
長くなりました。一旦切ります。 帰路はpart.2へ。
2012.06.09 弥彦山へ [新潟・下越 弥彦山]
天候がイマイチなので、予定変更で634mへ。
隣県のとある山に行きたかったのですが、この天気では面白くないので、調整用で近郊の山へ。
寝坊してしまって、自宅を出るのが遅くなってしまいましたが、許容範囲でしょう。
おなじみ弥彦山へ向かいました。 傘でもさしながらのんびりコースで行きましょう。
大鳥居が見えてきました。
【AM6:25】 駐車場から出発。
登山道に入ると、すぐに清水茶屋が見えてきます。
→375×500
5合目くらいまではほとんど視界の無いルートが続きます。
→640×480
シャガの花にも雨粒が。 雨粒を弾く花びらが、なにか造花みたいです。
→500×375 →500×375
7合目には水場があります。 真夏の時期は小休止にもってこいの場所です。
9合目手前の斜面には、この花が沢山咲いていました。
花名の表示があったのですが忘れてしまって・・・。 メモってくれば良かった
→ 追記.大花独活(オオハナウド)のようです。 セリ科ハナウド属の多年草
→300×400 →500×375
9合目に出ると、海から風が吹いていました。 が、この天気で真っ白です。
ここは登山ルートと、ロープウエイ駅への分岐点となっていて、
別な道からロープウェイで登ってくる方も居るので、詳細な案内図が設置してあります。
振り返ると、登ってきた登山道と売店・ロープウェイ駅への分岐指標が。 *右下
→375×500(部分拡大) →500×375
9合目からは階段状の登りが続きます。
途中、綺麗な花も咲いていました。 雨粒の付いた花びらが美しい~
→500×375
途中には紫陽花の群生地があるのですが、まだまだ開花は先のようでした。
この弥彦山は正月以来となりますが、その時は日が射したりして景色が良好だったと記憶しています。
→平成24年 登り初め →1月8日同じ場所
→500×375 →500×375
山頂到着(山頂奥社)です。 この時の視界は数十メートルといったところでしょうか。
周囲には、可愛らしい花が沢山咲いていました。 風があるので撮るのにちょっと手間取ります。
→500×375 →375×500
躑躅やヒメジョオンも雨に濡れてしっとりと。
→500×375
雨はほとんど止んでいましたが、景色も望めない為、一通り写真を撮ってから、すぐに下りました。
9合目から一旦小休止するため、売店の建物へ。
まだロープウェイが動いていないので、建物の入り口もシャッターが下りていて、人の姿もありませんでした。
またすぐに下山。
途中、『里見の松』付近から街並みが霞んで見えます(↓真ん中)。
登りで通った際はほぼ真っ白だったので、雲が薄くなってきたという事でしょうか。
→500×375
戻る前に途中から、弥彦神社へ寄りました。
時間が早い事もあって、人の姿もほとんど無く静かでした。
最後は鹿にお会いしてから、駐車場に向かいました。
→500×375 →500×375 →500×375