2012.12.01 粟ヶ岳 (前編) [新潟・中越 粟ヶ岳]
いよいよ最後の登山です。 〆は粟ヶ岳を選びました。
正確に数えていませんが、一番多く登っている山だと思います。
【7:15】 車から出発。
空は明るいのですが、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況です。
「危険!! 熊が出ます。」 の看板を見て気を引き締めます。 歩き出してすぐの水源地ダムを渡って対岸へ。
少し歩くと1合目に着きます。 いよいよ登りの始まりです。
約10分ほど登って、2合目手前で尾根に出ます。
ここで少し視界が開けるのですが、上の方はガスで覆われていて見えません。 期待せずに先に進みます。
途中、青々とした苔の上に、落ち葉と細かな雪が綺麗です。 よっこらしょっと、マクロ撮り。
3合目手前から徐々に雪景色に変わってきました。
【7:55】 3合目着。
3合目から少し先で白い道に変わりました。 先に登山者らしき踏み跡が無いので、今日は自分だけかもしれません。
熊が出ないといいですが・・・ 風があるので、木々や葉の擦れる音が大きくて、出てきても気づきませんからー!!。
→480×640 →360×480
おなじみ3段ハシゴを超えて、10~15分ほどで、6合目直下のクサリ場に到着。
ここも左右に木が無いので、風が強めでした。
鎖は、所々岩に積もった雪と一緒に凍り付いていて、そこから剥がすように掴みながら進みます。
→360×480 →480×640(鎖の部分別撮り・拡大)
クサリ場を登りきると6合目に出ます。 時折吹き付ける風に思わず飛ばされそうになります。
一旦ここを下って、7合目への最後の登りに取り付きます。
部分的に、片側が落ち込んでいる場所もあります。 路肩注意ですね。
→480×640
7合目手前には水場への分岐があって目印になります。 ここからもうひと踏ん張りで7合目となります。
積もっている雪の量が多くなってきました。足をとられそうになりながら一歩一歩登ります。
【9:25】 7合目・粟ヶ岳ヒュッテに到着。
→640×480 →640×480
粟ヶ岳ヒュッテ内部は静まり返って誰も居ません。 ここで荷物を降ろして小休憩です。
登ってきて、そんなに汗はかいていないと思いましたが、体からの熱気が立ち上るのが分かりました。
ヒュッテの内部でも、気温は0.8℃とひんやりしています。
→360×480 →400×300
体制を整えた後、山頂に向けて出発です。
【10:00少し前】 粟ヶ岳ヒュッテを出発。
が、7合目から先は風がかなり強くて、なかなか手強いです。
量は多くないですが、細かな雪も風に混じって一方向から強く当たってきます。
肌が露出している顔の部分が痛く感じました。
まだ痛い内はいいのでしょうけど、感覚が無くなってくると危ないですね。
【10:20ごろ】 標高1,100地点。
そんな感じで時折吹く風に苦戦しながら登っていきましたが、先はガスで覆われて更に条件が厳しそうです。
気持ちが折れそうでしたが、やっぱり折れちゃいました。 標高1,100の標識地点で断念して戻る事に。
この1,100m地点が今回の頂上とする事で自分を納得させました。 すごく悔しいですが。
・・・・。
7合目ヒュッテに戻って振り返った瞬間、すっかりガスが飛ばされて上部も良く見えました。
これは、試練なのでしょうか? 山に試されている・・・?
一旦きります。 後編へ続く
確かこの日は、風があって凄く寒い日だったような記憶です。
やすさん、元気いっぱいですね~。
でも、ちゃ~んと撤退するタイミングも心得ていらっしゃる。
山を下りると晴れた・・・ということは何度も経験あります。
「また来てね~」という意味だと思います。
今年もあっという間に年末になりました。
年々一年が早く過ぎて行きます。
by タコ正 (2012-12-27 20:53)
>タコ正さん。
こんばんは。コメントありがとうございます。[ニコニコ]
そうですね。 この日は、冬型が強まって雪[雪]が降るような予報でしたね。
日付的に他に動かせなかったものですから、途中撤退も覚悟で行きましたよ~。[汗]
まぁ、元気~と言うよりも、気分的にこの登山で締めくくろうと思っていたものですから、
その気力で登って行った感じです(笑)
折返し点は、なんとかそこまで・・・の繰り返しでキリが無くなるので、きっとあの場所で
良かったのでしょうね。
雪も止む気配が無いですし、なにより強烈な風で山に拒まれているかのように感じました。
天候はどうすることも出来ないので、受け入れるしかありませんね。[__ふらふら]
撤退すると決めて、7合目まで下ってきたところ、状況が変化しました。 後編に続く~です。
残り少なくなってきましたね~。タコ正さんの300回も楽しみにしています。[__るんるん]
by やす (2012-12-28 18:03)