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2012.08.04 御嶽山(長野県) part.1 ~剣ヶ峰~ニノ池 [長野県 御嶽山]

昨年10月以来の木曽御嶽山(3067m)です。 
*記事は全3回に分けてUPします。

・part.1 ~剣ヶ峰(山頂)~ニノ池まで
・part.2 ~賽の河原~摩利支天乗越~五ノ池~継子岳まで
・part.3 ~三ノ池~八合目(女人堂)~六合目(登山口)

この真夏の時期の登るのは、学生時代のアルバイトの時以来だから、〇十年ぶりということになります。
久々に、日の出も見たいので、夕方に地元を出発して、日付が変わる少し前から登り始める予定を立てました。
*関越道→北陸道→上信越自動車道→長野自動車道→R19 を経て、登山口へ

途中の姨捨SAは、夜景が綺麗な事でも知られています。 (夜景100選にも選ばれているそうな。)
8月3日(金) PM6:30すぎにSA到着。(昨年は夜中だったかと思う)
今回は三脚も持参したので、ブレずに撮れました。

善光寺平(長野盆地)方面

→800×400

上田市・小諸市方面を見ると、月が出ていました。
このまま行けば、空に雲が出ない限り、登山中も月明かりが明るく照らしてくれそうです。

→800×400

 

数時間後に登り始めることを考えて、軽めの夕食です。 とろろうどん&眠気覚ましのコーヒー。
一杯ずつ挽いて入れてくれる自販機があって、ブラックをチョイス。
一杯ずつなので、出来上がるまで時間がかかりました。
 

【PM 8:40】姨捨SA出発 → 【PM9:20】塩尻I.C → 【PM11:20】御嶽山六合目(中の湯)登山口に到着
【PM11:40】 登山開始。
【2012.08.04 AM 1:20】 8合目(女人堂)到着
  寒くて&眠たくて、たまらず休憩。。。[眠い(睡眠)] 
  しばらくして、学生と思われる女子2名がやってきて目が覚めました。[時計]
  暗がりなので、お互い顔もハッキリ見えませんでしたが、ちょっと世間話を。
  彼女たちは、7合目の小屋でアルバイトをしていて、どうせだったら登ってみたいと、ここまで来たらしい。
  もちろんこの時間ですから、御来光狙いでしょう。
【AM 2:05】 「ご来光に間に合うと良いですね。」 とシメて、先に登り再開しました。
  ここからは、ご来光に合わせて少しペースDown。
  空には雲が無く、まんまるの月が輝いていて、周囲は照らされた月明かりで影が出来るほどです。
  時々立ち止まっては、その幻想的な雰囲気を味わいました。
  ライトを消しても、ほのかに周囲の様子が分かります。 遠くに見える人工の灯りも綺麗でした。
  眠い事もあって、まるで夢を見ているような錯覚さえ覚えます。
【AM 3:30】 9合目(通過)
【AM 3:50】 山頂直下で、時間調整&小休止。 山頂山小屋と、その頭上には月が見えます。
  また、東方向を見ると、少し明るくなり始めた空に、明けの明星[ぴかぴか(新しい)]が輝いていました。 *下は八ヶ岳
  で、のんびりしていたら、どんどん東の空が明るくなり始めたので、あわてて山頂(剣ヶ峰)へ。
 
→800×600                                                   →600×800

【AM4:20】 山頂(剣ヶ峰・3067m)到着。
久々に味会う山頂の夜明けです。 朝焼けも綺麗です。 八ヶ岳のシルエットをカメラのテレ側MAXで。


他の登山者も続々と集まってきました。 この状態からが少し時間がかかるんですよね~。
写真を撮り始める人、デカイvideoカメラをセッティングする人。増えてきました。


日本人の心、あの山もクッキリ♪  そして、一段と輝きが増してきて・・・
 
→630×346                                      →630×346

出た![かわいい]\(^o^)/[かわいい] *AM4:56
御嶽山は独立峰で、周囲360℃の景色が望めます。
周りの山々を見てみると、自分より低く見えるのでそれだけで気分最高なんです[るんるん]
ちなみに、この御嶽山は標高3,000mを超える山としては国内で最西端だそうです。

 
太陽が上がると、周囲の景色も刻一刻と変化していきます。
ニノ池と、その向こうには小さく五ノ池小屋。 本日向かう予定の継子岳(山頂より北へ約2.7km)。
遠くの山影は乗鞍岳。などが見えます。 *↓左

反対側に目を向ければ、太陽に焼かれて紅く染まる峰と、遠くにはその山影も映し出されて、
自然の美しさを感じます。 その上方には、まん丸の月が浮かんでいました。 *↓右
 
→640×480                                      →640×480

太陽が上昇して、雲海も金色に輝いています。 時間を調整して登った甲斐がありました。 ほぼ予定通りです。[るんるん]


太陽が出た後は登山客も一旦落ち着いて、少しの間静かになりました。 余韻に浸ります。
 
→640×480                                      →640×480

山並みの遠くには、依然としてクッキリMt.Fuji。 この時点での気温は、約11℃。 寒いわけです。
あまりに久々なので、甘く見ていました。 
吸湿発熱の〇ヒート長袖と、その上に秋用の長袖を重ね着しましたが、まだ寒かったです。
ウールキャップ&手袋&ネックウォーマーも念のため持ってきて良かったです。
 
→480×640

近年ポピュラーな王滝口登山道方向。  山頂まで標準3時間のルートで、全コース中最短で登れます。
毎年8月の終わり頃には、このコースを含む "おんたけスカイレース" も行われます。

こちらからは登った事は無いです。 と言いますか、過去登ったルートは全て黒沢口からです。
下山ルートに池巡りなどを組み合わせて楽しめる所が魅力的なんです。
*↓分かりにくいですが、下山中の人の姿も見えます。

→800×600

【5:45】 山頂を後にします。
*↓左。 山頂へは最後にこの階段が待っています~。
なかなか斜度もあって段数も多いですが、最後の力を振り絞って、皆さんガンバッて登ってられます。

*↓中央。 山頂には御嶽神社奥社があります。 神域です。

*↓右。 階段から降りてくると、最初にこの標識があります。
上でも説明しましたが、左から登ってきて、下りも同方向に向かいます。
  
→360×480                 →270×360

【6:05】 ニノ池着。 軽く小休止。 下りはさすがに速いです。 
ここは上の山頂から撮った写真に写っていた場所です。 まだ早い時間なので、人通りも少なめです。
ニノ池畔には山小屋があります。(二ノ池本館)

*↓右。 池越しに山頂方向を。 左奥に見えるのが剣ヶ峰(山頂)です。 白いのは残雪。

軽く休憩して、賽の河原→摩利支天乗越→五ノ池へと向かいます。
 
                                               →640×480
part.2 へ続く


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コメント 4

タコ正

いや~、山並と雲海が綺麗ですね~
ご来光も最高!
こういう景色見れる人がうらまやしい~

ご来光目的で夜中に登られたのですね。すごいです。
3000m級の山は、夏でも寒いんですね。
体験したことないんです。

part2楽しみにしています。(^^♪
by タコ正 (2012-08-19 20:18) 

やす

>タコ正さんへ
 雲海。 と・て・も・綺麗でしたよ~[ニコニコ]
 余裕を持って予定を立てたのが良かったみたいです。  タコ正さんも是非!
 
 久々の夜中登山でした。 この日は月明かりでとても明るく、
 開けている箇所ではヘッドライト無しでも良いくらいでしたよ。
 ホント "ツキ" がありました~。 (*^_^*)
 基本、真夏ウェアで登っていたのでスースーして寒かったです。
 雨具的なもの1set持って行けば更に快適に登れたでしょうね。
by やす (2012-08-20 21:27) 

タッチおじさん

雲海、感動しました!!
by タッチおじさん (2012-10-09 08:53) 

やす

>タッチおじさん。
 今回もたくさんの "あしあと" ありがとうございます~。[ニコニコ]
 雲海・・・今年はもう見ることは無いでしょうね。 綺麗でした。
 それに、ご来光も見れて大満足でした。[__るんるん]

 タッチおじさんの記事は、読み応えがあるので、合間を見て読まさせて
 いただいています。 またお邪魔しますね。

by やす (2012-10-11 06:11) 

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