2012.04.28 米山へ [新潟・中越 米山]
ちょっと足を延ばして米山(新潟県柏崎市・993m)へ
予定では4時前に自宅を出るつもりでしたが、再びの寝坊で、結局出たのが5時半過ぎになってしまいました。
出てすぐに気がついたのですが、とても濃い霧でちょっとビックリです。
場所によっては視界300mも無いでしょうか。
あまりにも見る風景が幻想的に見えるので、途中田んぼの脇に車を止めてちょっと撮影しました。
代掻きを終えたばかりの水田には、差し込む日差しが霧で美しいグラデーションを作っていました。
空気中を漂う細かい霧の粒子も肉眼で見えるほどで、その粒子が傍らに生えているスギナに
美しい飾り付けをしていました。
→ 800×600
さて、走ること約2時間ちょいで登山口駐車場に到着です。
時間が少し遅くなって止めるスペースが心配でしたが、まだ3台分ほど空いていてホッとしました。
身支度を整えて出発です。
【AM8:20】
→ 640×480 *別撮り
民家の間を縫って登山道は続きます。 途中雪のまだ残っている林道も通過します。
車から少し歩いて林道からの登山口に着きます。
ちなみに、雪が完全に融けていれば、さらにこの先の林道終点まで行って、そこからは1時間もかからずに
山頂に立つ事も可能です。 車の場合は超~楽が出来そうです。(面白いかは別として)
ここから少し登り始めると、カタクリのコロニーが目立ち始めます。
日差しが当たるところは、すでに花びらが開いてるものが多く、自然と歩くペースが落ちます。
→640×480 →480×640
→480×640 →640×480
8:20 → 【AM8:50】
写真を撮りつつ、歩いて約30分ほどで、尾根の尾根の取り付き点に着きます。
ここまでが割と急登なので、ほどよくウォーミングアップ出来て体が温まってきて、
小休止にはGoodタイミングです。 ウェアも脱いで、この先の登りに備えます。
→640×480
新緑の木立に囲まれた登山道を登ります。この日は天気が良くて、見える新緑も目に気持ち良いです。
ウェアは半袖T一枚で丁度良かったですね。真夏ほど汗は出ませんが、日陰ではスゥーっと汗が引く感じです。
→800×600
小さな山桜の花や、所々にスミレも咲いていて目を楽しませてくれます。
→480×640 →640×480
8:20 → 8:50 → 【AM9:20】
取り付き点より約30分ほどで通称 「ニノ字」 に到着です。
ここからは山頂方面が開けていて、晴れていれば山頂の小屋や、すぐ側の薬師堂も確認できます。
あそこまで登るんですね~、と士気が上がったところで出発です。
→山頂方面の拡大(600×800)※別撮りです
ニノ字を出て、約10分くらいでしょうか、「711米峰」に到着です。
この地点では、西方向が開けていて、視界も一気に開けるところなので、休憩する方も多いです。
→800×600
ドーンと、開けた景色が実に気持ち良いです。
見た目には、遠く直江津港や、その向こうには行くを抱いた妙高連山もハッキリと見えます。
こちらにUPする前、コントラストや彩度など調整しましたがこれくらいが限界のようです。
持っているカメラがこのコンデジ(コンパクトカメラ)しかないので、写真を撮る場合は魅力を充分に
お伝えできないのが残念です。 一眼以上のカメラ+偏光フィルタで是非撮りたいですね。
→800×400
8:20 → 8:50 → 9:20 → 【AM9:50】
711米峰から一旦下って、いよいよ長丁場の登りに取り掛かります。山毛欅林(ブナ林)が美しい急登です。
雪の無い部分はシッカリした階段がありますが、残雪の部分は掴まる所もなく、気温が上がってきて足元が
崩れ易いので、あくまでも慎重に登ります。 追っ手も迫ってきましたが、マイペースで登り続けます。
→600×800
この"ガンバレ"岩を通過すると、感覚的には急登区間あと1/3くらいでしょうか。
→800×600
登りきると、再び山頂方向が見えました。ここからは、ほぼ雪上を歩く事になります。
振り返って見ると、眼下には小さく米山大橋が確認できました。(下の右写真)
→640×480 →480×640
雪上歩行が続いて、景色も良くなってきたところで、山頂到着です。
→600×800 *弥彦山や角田山も
8:20 → 8:50 → 9:20 → 9:50 → 【AM10:45】
山頂(薬師堂)に到着しました。やはり全体的にのんびりペースでしたね。
一通り景色を見た後は、ひとり宴の開始です(笑)
昼食(?)は、鶏ぞうすいにしました。 朝は味噌汁だけだったので、腹のすき具合も良い感じです。
卵でとじて、昆布の佃煮(生姜入り)をトッピングしていただきま~す。
食後のデザート&コーヒー代わりにゼリーで。
このゼリーはそれなりの値段だけあって、コーヒーをそのままゼリーにしたような感じでした。
甘くなくて、ほろ苦さが残っていて、買って正解でした。
食後は、携行したカメラ+クローズアップレンズでちょっと遊びました。
蜂も蜜集めに忙しいらしく、1cmくらい近づいているのですがこちらには反応していないようです。
忙しなく飛び回っていました。
山頂には、立派な二階建ての山小屋があります。収容人数は3ケタ以上な気がします。
とにかく広くて、且つ綺麗で明るい印象でが、この日は外が気持ち良かったので、
小屋の中で休憩している人はほとんどいません。
小屋の中はご覧の通り、綺麗な板の間なので、マット類を敷けば昼寝にも最適です。
*お一人、気持ち良さそうに休んでられました。下の写真。右側に足が・・・
この写真での、正面の階段を登って、2階に上がってみました。
窓からは海や山並みの景観もすばらしいものがあります。
人の気配で驚いたのか(こっちも驚いた)、住み着いていた、あるいは出られなくなった鳥がいました。
尚、鳥には詳しくないので種類は分かりません。
1mくらいまで慎重に近づきましたが、逃げずにいます。疲れているのか、慣れているのか・・・
とりあえず撮りました。 拡大できるので詳しい方はご覧下さい。
→480×640
【PM12:25】 下山開始。 *途中「711米峰」には12:50くらい
登山口近くまで下ってくると、再びカタクリや雪割草など花があちらこちらに咲いているのが見えます。
ペースDown&クールDownで、綺麗な花々を堪能しました。
→800×600 →480×640
→480×640 →640×480
12:25 → 【13:55】
車のところまで戻ってきて、ふと見上げると、白い桜の花と鮮やかな緑の新葉が爽やかに感じられます。
天気も良くて大満足の米山登山でした。
→640×480 →480×640
帰路途中、柏崎市内の菓子舗「美野屋」さんに寄って、定番お菓子を買いました。
売りの「明治饅頭」ですが、中の白餡はインゲン豆ベースのやや甘さ控え目のアッサリとした印象で、
この柏崎方面に来た際には度々購入しています。
お菓子は好みもあるでしょうけど、この甘さ加減や食感は自分好みですね。
→640×480 →400×300
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米山といえば赤い米山大橋が懐かしいです!
登山道もあったのですね
by pippi (2012-05-10 10:20)
米山は、私の故郷の山です。いつも柏崎市内から米峰の雄姿を見上げたものです。毎年、母校柏高の米山登山の行事が続けられており、今でも当時(30数年前)のことが想い出される心の山です!これからは、毎年登ってみたいですね!
by ヘンリー (2012-05-11 08:04)
>pipiさんへ
コメントありがとうございます~。[ぴかぴか]
そうそう、シンボル的存在ですよね。
この山は、山頂に綺麗で明るい山小屋があるので、人気が高いんですよ。
登山ルートも複数あるので、楽しい山です。[ニコニコ]
by やす (2012-05-12 15:25)
>ヘンリーさんへ
コメントありがとうございます~。[__かわいい]
そうでしたか~(・o・) 市内からは天気が良ければいつも見えていますよね。
新潟からは日帰り圏内なので、年に一回以上は登っています。
残雪のあるこの時期は、途中斜度が急な地点もありますが、
それでも、条件によっては素晴らしい展望が望めるので通いたくなる山ですね。
by やす (2012-05-12 15:26)
コメント
by お名前(必須) (2016-07-17 13:58)